白っぽい輝きが魅力的なホワイトゴールドやプラチナ。一見違いが分かりづらい金属ですが、素材や色味、加工のしやすさ、希少性などが異なっています。両者の違いについて、ポイントをご紹介します。

                          

そもそも素材が異なることがポイント

ぱっと見では似ている、ホワイトゴールドとプラチナ。しかし、ホワイトゴールドは金(Au)からできており、プラチナはプラチナ(Pt)からできているため、元々の素材が異なります。たとえば、18金ホワイトゴールドの場合は、99.99%の純金に対して他の金属を25%配合しており、その結果金本来の色である黄色から、白色へと近づいているのです。一方で、プラチナ900の場合は、99.99%の純プラチナに対し他の金属を10%配合しています。ホワイトゴールドでもプラチナでも、他の金属を配合する理由は耐久性を上げたり、加工しやすくしたりするといったものです。また、ジュエリーに利用する場合は、光沢や美しさを強調するために、どちらもロジウムをいう金属でメッキされることが一般的です。

似ているようで実は差がある色味

元々の素材が異なるため、実はホワイトゴールドとプラチナでは色味がやや異なります。この差は、経年劣化やキズによってロジウムのメッキが剥がれたときに顕著となります。プラチナは素材そのもの(Pt)が白いため、メッキが剥がれても白色のままで、さほど変化がみられません。一方で、ホワイトゴールドの場合、メッキが剥がれることで素材(Au)の色である金色が徐々に目立ち始めます。いずれも耐久性の高い金属であるため、経年による破損の心配はあまりありませんし、ロジウムを再コーティングすることで色味の差はカバーすることができます。ただし、結婚指輪などの毎日身に着ける一生もののジュエリーを選ぶ場合に、コーティング頻度を減らす目的でプラチナを選ぶ人はたくさんいます。ただし、重さの面でいうと、同じデザインのジュエリーの場合、プラチナの方が比重は高いので重くなってしまいます。一概に優劣はつけられず、色味や重さなど自身が重視するポイントをもとに、ホワイトゴールドかプラチナかを検討することが一般的です。


耐久性や加工のしやすさ、希少性にも違いが

ホワイトゴールドは硬さゆえの輝きがあり、プラチナは柔らかくしなやかという特徴があります。いずれも耐久性はありますが、長期間でみると、プラチナの方が加圧に弱く曲がりやすい傾向があるといえます。また、加工に関しては、それぞれの金属の特徴によってメリットが異なります。ホワイトゴールドの場合、その硬さや面のハリから細かい細工がしやすく、加工も比較的簡単です。プラチナの場合は、柔らかいために宝石が嵌りやすく、デザインの自由度も高いといえます。ただし、プラチナの加工には特殊技術の習得が必要であるため、加工時間や作業単価はプラチナの方が上となることも覚えておきましょう。また、金属の価格を決めるポイントの1つに「希少性」があります。希少性が高い、すなわちあまり採取できない金属の方が高価格ですが、ホワイトゴールドよりプラチナの方が希少性は高いということも特徴です。特にプラチナは工業利用もされているため、時期によって価格の変動もみられます。したがって、これらの金属を買取に出す場合は、店舗担当者などに買取のタイミングも相談してみると良いでしょう。