シンプルな金属のチェーンと、なめらかな輝きが魅力の喜平ネックレス。

喜平ネックレスのメリットや、意外に知らない喜平ネックレスの歴史、今からでもできる喜平ネックレスの活用方法についてご紹介します。

                          

喜平ネックレスとは

喜平ネックレスとは、あずき型のチェーンを90度ひねり、さらに押しつぶしたデザインを指します。

押しつぶした面がまっすぐ並び、なめらかな輝きを放つことが特徴です。

この喜平デザインはネックレスだけでなく、ブレスレット、アンクレットなどにも利用されており、断面にある平面の数によって数種類に分けられます。

代表的なのは、2平面の二面喜平、6平面の六面喜平、8平面の八面喜平などであり、断面数が多いほど手間がかかっているとして価値が上がっていきます。

また、輪の形状によっても種類があり、1つの輪に対して1つの輪をつなげているのがシングル喜平、1つの輪に対して2つの輪をつなげているのがダブル喜平と呼ばれています。

喜平ネックレスという名前の由来は、南北戦争時代にアメリカの騎兵が使用していたため、喜平さんという人が初めてデザインしたためなど諸説あります。

素材は金やプラチナが一般的であり、場面を選ばないシンプルな見た目が幅広い世代から支持を得ています。

バブル時代に大流行した喜平ネックレス

高額買取になった喜平ネックレス

喜平ネックレスは古くから日本に定着していたといわれていますが、特に1980?90年代のバブル期に大流行しました。

バブル期は日本全国で景気が良く、金の製品を身につけることがステータスとなっていたのです。

男性を中心に、金の価値をアピールできる、太くて重たい喜平ネックレスが好まれる傾向がありました。

突然の出費が必要になった際に、身につけている喜平ネックレスをその場で質屋に預けることもよくありました。

もちろん女性も好んで着用していて、この頃に6面カット、8面カット、ダブルやトリプルの喜平など様々なデザインが生まれていきました。

しかし、バブルが崩壊して不景気に突入すると、金の重たいネックレスを着用するのは世相にそぐわないということで、大流行は収まっていきます。

崩壊当時は円高により喜平ネックレスの価値も下がってしまったため、売ることもせずに現在でも家にしまいこんであるケースもあります。


現在では資産としても活用

バブル期ほどは街で見かけなくなったとはいえ、喜平ネックレスは今でも根強い支持があります。

アクセサリーとしてはもちろんのこと、知っておきたいのは資産としての価値です。

喜平ネックレスは18金やPt850を中心に、比較的純度の高い金やプラチナで作られることが一般的です。

同じ純度の金やプラチナでハイジュエリーを作った場合、宝石や加工、流通の面からコストが増大していきます。

しかし、喜平ネックレスはハイジュエリーと比べると、コストが極めて少額であり、金やプラチナ本来の資産価値にかなり近いアクセサリーとなっていることが特徴です。

この特徴ゆえに、資産としても十分利用できるというメリットがあるのです。

喜平ネックレスは金やプラチナの純度が高いほど、その資産価値も上がっていくことも覚えておきましょう。

流行を過ぎたため着用していない喜平ネックレスが家に眠っている場合、資産や投資の目的で転用できることがあるため、査定に出してみることもおすすめです。