歴史を感じさせ、美しい見た目が魅力のアンティークコイン。単に鑑賞するだけでなく、資産保全や投資にも活躍するのがアンティークコインの魅力です。アンティークコインの概要や用途、保存にあたっての注意点などをご紹介します。

                          

アンティークコインとはどんなもの?

アンティークコインとは、その名の通り古いコインのことであり、日本では「古銭」と呼ばれることもあります。アンティークコインとして取り扱われるコインは、古代のものから近代のものまで幅広く、国もヨーロッパやアメリカ、日本など様々です。材質も金や銀、銅などと多様で、希少性の高いものから一昔前まで見かけていたようなコインまでがアンティークコインに当てはまるため、初心者にとっては興味のあるコインから集めてみることができるという魅力があります。古いものでは古代ギリシャやローマ帝国時代のコインが流通しており、神話や王族、動物などをモチーフにしたデザインは、美術的価値も高く評価されています。近代や現代など比較的新しいコインでも、期間限定発行の通貨は高い価値を付与される傾向があります。収集家にとってのアンティークコインの魅力は、美しさを楽しめることに加え、資産保全や投資に活用できることにもあります。

資産保全や投資にも活用できるアンティークコイン

アンティークコインを資産保全として活用するメリットは、コインの価値の安定性にあります。一般的に通貨の価値は景気などに左右され、インフレやデフレによって現金の価値は大きく変動します。一方で、アンティークコインは比較的純度の高い金属であること、さらに増産の可能性がないため需要のみが上がり、価格が維持または上昇する方向性に限られることが特徴です。特に希少性の高いコインは価値が上がり続けるため、現物資産として所持しておくことで、資産の保全へとつながるのです。また、その希少性を利用した投資もアンティークコインの楽しみ方の1つです。人気のアンティークコインを把握し、今後の価格上昇を見越して所持しておくことで、将来的に高価格で落札される見込みがあるのです。このように、目で見て楽しむだけでなく、実用性も備えていることがアンティークコインの魅力といえます。


アンティークコインはどう取り扱えば良い?

家でコレクションするアンティークコイン、せっかくなら価値の高い状態で維持したいものです。まず気をつけたいのは、コインは磨く必要がないということです。下手に磨くと品質の劣化につながるため、汚れた場合も優しく拭くにとどめましょう。また、手に取る際は指紋がつかないように2本の指でコインの縁をつまむことがポイントです。保存する環境としては、裸のまま専用のトレーに置くことが適切です。ビニール袋や紙袋は、使用されている化学薬品が染み出してきて、コインの質に影響するというリスクがあります。素材としては、銀や銅、白銅(アルミ)でできたコインの耐久性が低い傾向があるため、サビや変色などに十分気をつけながら管理しましょう。初心者の場合は、比較的耐久性の高い金からチャレンジすることもおすすめです。量が増えてきたら、耐火性の金庫などで保管することも一案です。