宝石は、大きなものでも値段がつかない石もあります。そうした宝石と比較すれば1カラット以下でも値がつきやすいダイヤモンドは、財産として持つ価値が十分です。ダイヤモンドを購入する時や手放す場合の注意点を抑えておきましょう。

普段使いなら自分の気に入ったものを買う

ダイヤモンドは小さなものを集めて使うメレダイヤから1つでも存在感のある大粒のものまであります。一般的にファッション用として使用されているものは、メレダイヤから1カラット前後のものが多いようです。婚約指輪など儀礼的な意味合いで贈るものやパーティーなど華やかな場所で着けるものは、1カラット以上の高価なものが好まれる傾向があります。5カラットを超えるものもありますが、数百万円から数千万円の値がつくものも少なくありません。宝石の中でも値がつきやすいダイヤモンドは財産として持つのも良いのですが、普段使いとして気軽に楽しむならカラット数やカットで選ぶより、気に入ったデザインを購入するのがいいでしょう。価格も手頃なものが多いだけでなく、装着していて邪魔にならないものや気分が楽しくなるものがおすすめです。メレダイヤや小粒のものを集めたアクセサリーはいろいろなファッションに合わせやすく、場所も選ばずに着けられます。また、地金でも雰囲気が変わるので、肌の色や持っている服に合わせて気軽にダイヤモンドを楽しみましょう。

中古でも価値がつくのはこんなダイヤモンド

小粒のダイヤモンドは石としての価値はつかないものが多いですが、資産として持ちたいなら1カラット以上が理想的と言われています。もちろん、これは1粒の大きさです。0.2カラットの石を5石集めて1カラットになっても価値は1粒ごとの大きさで考えられます。0.3カラットから価値を付けるところもありますが、大きな期待はできません。1カラットより小さなものになると、地金の価値しかなくなってしまう場合がほとんどです。さらに、ダイヤモンドはカラーや内包物、透明度、そしてカットの種類でも価値の幅が出ます。カラーダイヤモンドもイエローやブラウン、ピンクにブルー、ブラックなどが出ていますが、価値に変動が少ないのは一般的なクリアのダイヤモンドです。他には、イエローやピンクも価値が下がりにくい傾向が見られます。カットは、ダイヤモンドの輝きが引き立つものが好まれます。カット面が多いブリリアントカットはダイヤモンドの輝きを最も引き出せると言われています。また、ブランドのアクセサリーは多少カラット数の小さいダイヤモンドでも値が下がりにくく、1カラットより小さいものでも例外が多いようです。特に人気の高いブランドであればメレダイヤでも価値が上がる場合もあります。


鑑定書と鑑別書の違いは?

ダイヤモンドには鑑定書や鑑別書をつけることも多いですが、その違いは何でしょうか。購入時についているものも多いですがが、ないものもあります。鑑定書はダイヤモンドの品質を鑑定し、その結果を証明するもので、カラーやクオリティ、カット、カラット数のいわゆる4Cと言われるものが記されています。一方、鑑別書は宝石としての価値を表すより鉱物としての種類を鑑別したものです。そのため、鑑別書は多くの場合「天然ダイヤモンド」であることを証明するのみになります。ダイヤモンドを財産として所有し、必要な時に買取してもらうには鑑定書があることが望ましいのですが、なしのまま所有していたものでも後から作成してもらうことは可能です。その場合はダイヤモンドを鑑定してもらえば数千円から1万円程度で作成できます。