透明な輝きが美しいダイヤモンドは、日本人にも人気があります。ダイヤモンドの原石が採掘され、宝石として消費者の元に届くまでには多くのプロセスを経ています。ここでは、ダイヤモンドの流通ルートや流通量、高く売るためのポイントについて解説していきます。

ダイヤモンドの流通ルートとは?

ダイヤモンドの産出は、アフリカ大陸やオーストラリア、カナダ、ロシアなどが主要な生産地になっています。ダイヤモンドの産出国がそのまま販売国になるわけではなく、いくつかのプロセスを経て宝石として販売されます。まず、世界中で採掘された原石のほとんどがダイヤモンド採掘会社であるデビアス社に集められて一括購入されます。そして、ダイヤモンドの原石はデビアス社を中心にして販売されることになります。世界に十数社存在する「サイトホルダー」と呼ばれる大手メーカーたちが原石を仕入れる権利を持っています。研磨地として有名なインドやベルギー、イスラエルなどに販売され、そこにバイヤーが買い付けに行くという流れになっています。研磨・加工によって宝石になったダイヤモンドは、各消費者に向けて販売されます。日本はこの段階でダイヤモンドを購入することが主となります。

不明瞭なダイヤモンドの流通量

ダイヤモンドの一般的な流通経路は、デビアス社が一手に引き受けて原石を購入しているため、ダイヤモンドの正確な流通量を把握するのは困難です。利権を持つ複数の団体が、ダイヤモンドの価格を維持するために供給量を制限しているのです。実際の埋蔵量は公開されておらず、純金よりも膨大な量のダイヤモンドがある可能性もあります。純金やプラチナは投資対象として積み立てができるのに対して、ダイヤモンド積み立てというものはありません。これは需要と供給のバランスが意図的にコントロールされているため、本当の価格が判らないためです。ダイヤモンドの原石はデビアス社をはじめとする団体が独占的に流通をコントロールしていますが、デビアス社が保有する原石の量は一昔前と比べると減少傾向にあるようです。それでも、常に独占的にダイヤモンドの市場価格がコントロールされているので、大きく値下がることはなく、相場の価格変動があまりないのは魅力かもしれません。


ダイヤモンドを高く売るためのポイント

タンスの肥やしになっていたり、デザインに飽きたりしてダイヤモンドを売りたいと考えている人も多いのではないでしょうか。ダイヤモンドは、その圧倒的な人気と価格の相場が変わりにくい利点から、積極的に買取を行っているショップが多く見受けられます。特に1カラット以上の大粒のダイヤモンドは、資産的な価値も高いので高額で買い取ってもらえるでしょう。他の宝石と比べて、ダイヤモンドを高く買い取っているお店もあります。インターネットなどで事前に情報収集をして、なるべく複数の店舗の買取査定に出し、より良い条件のお店で買い取ってもらうと良いでしょう。購入時の保証書や鑑定書、箱などの付属品が残っている場合は、一緒に査定してもらうのがポイントです。また、競合が多い大都市にあるお店は高値がつきやすいので、自宅から店舗が遠い場合などは宅配買取や出張買取を活用してみるのも便利でおすすめです。