衣類を保管する際の天敵として「虫食い」があります。せっかくのお気に入りの洋服が、虫食いによって台無しになってしまうというケースは少なくありません。一般的に高価だと言われる毛皮も例外ではありません。もし、大切にしている毛皮が虫食いのトラブルに遭ったら、泣くに泣けません。そこで重要なのが、毛皮の日頃の手入れです。大切な毛皮を虫食いから守るために虫食いの原因と対策を紹介します。

にくい害虫!虫食いが起きる原因とは?

害虫が発生して大事な毛皮が虫食いによってダメージを受けた場合、その害虫が発生する原因を考えなくてはいけません。原因は、「毛皮の保管場所が清潔でない」「必要以上にジメジメした場所に毛皮を置いている」「毛皮を雑に扱って汚れている」などが挙げられます。害虫は清潔でない不衛生な場所が大好きなので、そのような場所に大量に発生するのです。虫食いをする害虫の代表的なものは、コイガ、イガなどの衣蛾類、ヒメカツオブジ虫、ヒメマルカツオブシ虫などの甲虫類などで、汚い場所に発生して服に傷をつけます。また、部屋の綿ぼこりにも害虫の卵が生まれることがあり、ゴキブリ、エンマコオロギなども毛皮に傷をつけるケースもあります。さらに、ペットとして飼育している鳥の巣、外にある庭の木に自然にできた鳥の巣などにも害虫は発生して、家の中に侵入して服を傷つけることもあります。日頃の不摂生による衛生的でない生活以外にも、鳥の巣などが虫食いの原因になることもあるのです。害虫が発生しやすいのは、毛皮のシーズンの冬ではなく、夏頃といわれています。ほとんどの害虫が春頃に卵を産み、孵化した害虫は夏頃に活発に活動するからです。害虫が発生して毛皮に移ると、害虫は毛皮の毛や皮を根元から食い散らかして、皮はぼろぼろになり、毛は抜け毛が多量に発生して毛皮は台無しになります。虫食いが起きると毛皮の毛は脱毛したかのようにごっそりと抜けて毛根のみの状態となり、虫食いした後には害虫のフンが残されているという無残な姿となります。

日頃のお手入れが肝心!シーズンの冬以外にも手入れをしよう!

虫食いを防ぐためには、毛皮および毛皮の保管場所を清潔にすることです。毛皮は汚れてしまった場合は、固くしぼったタオルで軽くふくことが大事です。そして、毛皮を保管する部屋やタンス、押入れの中を清潔にすることも重要です。タンス、押入れに毛皮を保管する場合は防虫剤を必ず入れておきましょう。また、シーズン中の冬以外の季節にも、たまに毛皮を出して日光が当たってない日陰に日干しをして外気を当てるようにしましょう。保管する際は、通気性がよい場所に保管するように心がけるのが大切です。湿気を取りのぞくために除湿剤を使用している方もいますが、除湿剤は毛皮の皮の硬化の原因になる場合があるので注意しましょう。


注意しても毛皮に虫食いが起きてしまったら!捨てずに買取サービスを!

毛皮を虫食いから守るために厳重に注意しても、どうしても虫食いが起きることがあります。虫食いした毛皮にはもう以前のような価値がないと安易に考えてはいけません。そのような場合は、買取サービスの専門会社にお願いして毛皮を買い取ってもらうという手段があります。毛皮などの高級品は買取でもそれなりの値段がつくことが少なくなく、毛皮などブランド品に特化して買取サービスを強化している会社がいくつもあります。まずは、買取サービスに連絡して買取の相談をしてみてはいかがでしょうか。