毛皮や服についているファー部分はデリケートな衣類なので、汚れてしまった場合は自分で洗ってきれいにすることは難しいといわれています。愛用の毛皮が汚れてしまったらクリーニング屋に頼むしかきれいにする方法はありません。クリーニング店で毛皮をクリーニングする場合、パウダー洗浄という特殊な粉をふりかけて毛皮の汚れを吸い込ませるというやり方なので、一般人が毛皮をきれいに洗うことに挑戦すると縮んでしまったり、色が落ちてしまったりと、せっかくの毛皮が台無しになってしまいます。そこで、少しでも自分できれいにしたいと考えている方に、洗わなくてもファーをきれいにする方法を紹介します。

毛皮にもシャンプーとリンス?簡単にできるファーのお手入れ

まず、洗面器の中にぬるま湯を入れて台所洗剤、またはシャンプーを入れてファー専用の洗浄液を作ります。台所洗剤を使用する場合は中性を使わなくてはなりません。洗浄液はそのまま使うのではなく、1000倍ほどの薄さに薄めることが大事です。汚れていないタオルを用意し洗浄液につけ、固くしぼってからファー部分を素早い動作で、乱暴でない優しい動作で拭きとります。汚れている部分が一部ではなく全体の場合は、洗浄液をスプレー容器に入れて全体にスプレーを吹きかけ、その後に拭き取るという作業でも大丈夫です。次に、人間の頭髪をシャンプーしてリンスをするように、ファーにもリンスをしてあげましょう。シャンプーで作った洗浄液と同じようにリンスで洗浄液を作り、同じように1000倍の薄さにします。そして、シャンプーと同様に洗浄液を染み込ませたタオルを固くしぼり、優しい手つきでファーを拭きとります。シャンプー、リンスの注意点はあまり香料のきついものを使用しないことです。香料が強烈だと匂いが毛皮について長いこと取れなくなるからです。香料がきつくなければ、シャンプー、リンスともに安いものでも大丈夫です。

意外な効果?「お酢」は毛皮に良い?

次に使うのはなんと、「お酢」です。薄めたお酢でファーを軽く拭きます。お酢は約10倍に薄めることがポイントです。お酢は毛皮の皮部分をやわらかくする作用があり、殺菌作用もあります。使用するお酢は醸造酢よりも合成された酢の方がおすすめです。一連の拭きとる作業が終わったら、陰干しをして自然乾燥をします。タオルで濡れた部分をごしごしとふきとったり、ドライヤーなどをかけて乾燥させたりすると毛皮が痛んで毛が抜けてしまうので、自然乾燥をして乾かすことが重要です。十分に乾いたら最後に、手でブラッシングをしてファーの毛並みを整えます。ブラシなどを使い強くブラッシングするのではなく、手で軽くなでるようにすることがポイントです。手が荒れていたり、がさついていたりする人は、手の甲を使うと滑らかにブラッシングできます。


汚れてしまった毛皮、捨てる以外の手段があります!

毛皮はクリーニングに出したり、自分で汚れのケアをしたりすることできれいさを保つことができますが、長年使用してしまうとどうしても劣化して汚れてしまいます。そんな時は毛皮を捨てるのではなく、買取サービス業者にお願いして買取してもらう選択もあります。多少劣化していたり、汚れていたりしても、買取サービス業者は買取をしてくれます。中には毛皮や高級品を専門に買取をしている業者も多数営業しています。