お気に入りの毛皮製品がいつのまにか変色してしまっていたという経験がある人もいるでしょう。毛皮製品はお手入れや保存方法を誤ると変色してしまう危険性があります。ここでは変色の原因や対処法について紹介していきます。

毛皮が変色してしまう原因とは?その予防法と対処法

高級な毛皮製品には本物の動物の毛皮が使われていますが、この動物の毛に含まれているタンパク質は強い紫外線を浴びると変性を起こし、色の変化などが生じてしまいます。変化する色はホワイトミンクやシルバーフォックスといった毛皮の元になっている動物の種類によって異なります。さらに染色が施された毛皮なら、染色処理が不充分なせいで色落ちが起こることもあります。また、染色に使用された染料も、強い紫外線を受けることで変色してしまう場合が考えられます。紫外線以外にも汗や埃、香水やヘアスプレーが原因で変色するケースもありえますので、注意が必要です。毛皮製品の変色を防ぐためには温度と湿度の低い冷暗所での保管が重要となります。埃や汚れを落とすための定期的なケアを行い、特に着用後は入念にお手入れをしてからクローゼットなどにしまいましょう。万が一、毛皮製品に変色が起こってしまったら、毛皮の修復を専門に扱っている業者に相談してみるといいでしょう。変色や黄ばみなどのトラブルは多くの場合、修復が可能です。

変色した毛皮製品をリフォーム!

修復で元の状態に直してもらうのもいいですが、もしも着る機会が少なかったりデザインが気に入らなかったりする毛皮製品であれば、リフォームしてもらうのもいいでしょう。毛皮のリフォームとは、元の素材を活かして毛皮を新しいデザインに作り替えることを指します。例えば、リフォームすることで古い毛皮製品を最新のデザインに作り替えることができますし、ゴージャスな雰囲気の毛皮製品をカジュアルデザインに仕立て直すこともできます。また、ロングコートをハーフコートに仕立て直し、切り取った生地で新たにマフラーやバッグを作るというようなリフォーム方法も選べます。こうしたリフォームを施すことで、変色した毛皮製品を新品同様に生まれ変わらせることが可能なのです。毛足の一部が変色しているようなケースならプラクト(抜き毛)処理で変色部分を除去してもらえばいいですし、コートの裾が変色しているような場合はカジュアルなジャケットに仕立て直してもらうのもいいでしょう。


買い取ってもらうのも1つの手段!

修復やリフォームに費用をかける余裕がないという人は、変色した毛皮製品を業者に買い取ってもらうというのも1つの選択肢です。変色が起こっていると買取をしてくれない場合もありますが、毛皮製品の価値をちゃんと見抜いてくれる毛皮買取専門業者の中には、変色や汚れがある品を買い取ってくれる店舗もあります。そうした店舗は豊富な販路があったり、毛皮製品のクリーニングや修復やリフォームを行うための独自のルートを持っていたりするので、他の店舗では手に余るような品でも買い取ってくれるのです。それでも変色のある毛皮製品は査定額が低めになりがちです。少しでも高額の査定を望むなら、査定前にしっかりとお手入れをし、外箱や保証書などの付属品をすべて揃えておくようにしましょう。また、無料で出張査定してくれる店舗を探して、複数社に査定してもらうことで、評価額を比較することができます。