一般社団法人日本毛皮協会(通称、JFA)では、毎年毛皮の素材を使ったコンテストを行っています。これはファーデザインコンテストと呼ばれ、毎年ゴージャス感漂う素敵な毛皮の服飾品が話題となっています。ここでは、知られざるファーデザインコンテストについてまとめました。

JFA主催、ファーデザインコンテストとは

ファーデザインコンテストとは、日本毛皮協会、通称JFAが主催する毛皮を使った服飾品のデザインコンテストです。JFAは国内に流通する毛皮の管理や調査、毛皮をさらに普及するために設立されている団体です。毛皮の普及や知名度を上げるために設立されたコンテストでもありますが、ファッションをより活力のあるものにするためという目的もあります。毎年の応募総数は約2000点ほどです。その中からおよそ20点が選出され、グランプリをはじめとした受賞者には豪華な賞がプレゼントされます。毎年テーマがあり、例えば2016年のテーマは「活かそう自然からの贈り物」でした。毛皮は動物の毛から作られるものであり、殺傷処分に関しては厳しい意見もあります。しかし、毛皮は着用することで体の保温を保ち、結果エネルギー消費の削減に役立てることもできる服飾品です。ファーデザインコンテストでは毛皮をどう表現力するのか、またオリジナリティがあり、将来において商品化できるデザインかどうかを基準にコンテストが行われます。

ファーデザインコンテストは誰でも参加できる

ファーデザインコンテストに応募する人の多くは、服飾の専門学校に通っている人やファッション業界で働いている人が多いようです。しかし、応募基準に制限は特に見当たらず、最終審査会に参加できる方であれば年齢や性別、国籍やプロ、アマは問いません。まずはどのような毛皮素材の服飾品なのかをデザインして、A4サイズの用紙に描いて送ります。この他にも150文字以内のインスピレーションを添えるなど、さまざまな規定があります。緻密にデザインされた応募作品が多いですが、毛皮のモコモコとした可愛らしいデザインを描いて送ってくれる子供もいるようです。デザイン画1点につき、学生なら500円、一般なら1,000円かかります。しかし、入選した場合はそのデザインが本物の毛皮の服飾品として誕生します。世界で一つだけの自分の毛皮。こんな毛皮が着てみたいと思ったら、ファーデザインコンテストにデザイン画を描いて送ってみてはいかがでしょうか。


不要な毛皮があれば買い取り査定に出してみよう

ファーデザインコンテストでは毎年テーマが決まっています。しかし、その多くが「自然からの贈り物」とされ、毛皮を無駄に生産することはせず、リサイクル商品として生まれ変わらせることも目的としています。ゴージャスな毛皮のロングコートに至っては、小動物であれば20頭ほど殺傷処分しなくてはならないと言われており、毛皮の生産に反対する声もたくさんあります。そこで多くの国が行っているのが毛皮のリサイクルです。毛皮は適切な保存方法をすれば何十年も持つことができます。もし家に使っていない毛皮があるのなら、毛皮の買い取りを行っている業者に出してみてはいかがでしょうか。買い取りされた毛皮は、商品の状態が良ければまた中古品として売られることもありますし、毛皮を再びクリーニングして新たな商品に生まれ変わらせることもできます。売った方も毛皮の買い取り金額を受け取ることができ、リサイクルにも協力することができるので毛皮の買い取りは今とても注目されています。