毛皮の名称としてよく耳にする機会が多い「チンチラ」。毛皮の種類の中でも肌触りが良く、高級感のある毛皮の中でも特に高価なものとして、世界中のセレブ御用達の洋服として知られています。

そんな毛皮の代名詞チンチラの歴史や特徴、素材の動物であるチンチラという動物について紹介します。そして、古くなって処分に困ったチンチラ毛皮のおすすめ対処法も紹介します。

「チンチラ」ってどんな動物?その歴史

チンチラの毛皮は、その名の通り「チンチラ」という動物の毛皮を使用して作られます。

チンチラとは、チンチラ科チンチラ属に分類される齧歯(げっし)類に分類され、見た目はネズミに似ています。体毛の色は美しい銀灰色です。野生のチンチラは標高400から1,650mの場所に生息し、山地の岩場付近に集団生活をしています。

毛皮の材料として使用されていたので、長年の世界的な狩猟により今では絶滅寸前であり、現在は毛皮用として使用されているチンチラは養殖された種類が多いとされています。見た目の可愛らしさからペットとして飼われることもあります。人類とチンチラの歴史は古く、1300年代までさかのぼります。

当時、現在のチリ北部にいた部族は狩猟をして生活をしていましたが、部族は当時起きた戦争によって山の方へ逃げます。その山中で捕える動物の中にチンチラがいました。チンチラは食用としてだけでなく毛皮の部分は防寒具やじゅうたんとして加工し、使用しました。丈夫で肌触りの良いチンチラの毛皮は、部族は大変ありがたく愛用したとされています。

その後、1500年代に入ると北部はローマ皇帝の領土となり、チンチラの毛皮はスペインの女王の手に行き、女王はやわらかい肌触りのチンチラの心地よい質感に魅了されました。

狩猟のために絶滅寸前のチンチラ。それでも今なおファンの多い毛皮

スペインではチンチラの毛皮の評判があっという間に広がり、チンチラの生息地では毛皮作りのためにチンチラの狩りが盛んに行われました。

そのため、1900年代に入ると、野生のチンチラは絶滅寸前までになるという現象が起きてしまいます。そして1918年には、ペルー、アルゼンチンなどで、チンチラの狩猟、毛皮製造の禁止令が出されます。

禁止令が出てからはチンチラの毛皮は値段が高騰する現象が起きてしまい、アメリカ、イギリスでは高額で取引されるようになりました。金儲けのために狩猟を禁止されているチンチラを密猟する人もあらわれ、チンチラはますます絶滅寸前になっていきました。

暖かく、やわらかい毛質、毛の密度が高く滑らかで肌触りの質感は、かつての野生のチンチラではなく養殖用のチンチラを使用しているとはいえ、チンチラの毛皮は、今なお世界中の毛皮愛好家たちを魅了している魅力的な服飾といえるでしょう。


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