振袖の買取相場と高額査定を得るためのポイント

振袖は結婚式や卒業式などで若い女性が着用する着物です。

ここでは、振袖の着物買取における相場と、高額査定を得るための保管方法のコツなどをご紹介いたします。

振袖とは

振袖とは

振袖とは未婚の女性の正装にあたり、その名前にある通り、振るほど長い袖がある着物のことをいいます。

袖の縫い付け箇所を少なくして、あえて「振り」を作った袖があるのが特徴で、花やお目出たい鳥などの華やかな柄や、赤、黄色、青などの非常に鮮やかな色使いが施されている品物が多くあります。そのため、振袖はおめでたい場面で着用されることが多く、結婚式や卒業式などでよく用いられるのです。

振袖にはその長さによっても種類が分けられ、「大振袖」「中振袖」「小振袖」の三種類があり、袖の長さが長いほど、高額な振袖とされています。

また本格的な振袖の制作は、手描きによるの工程など、多くの時間と職人の手間をかけて作られるために、たいへん高額な着物となっています。

そのため、友禅染などの技術が施された本格的な振袖は、なかなか手が届かない高級品となりますが、最近ではインクジェットによる色付けの振袖が作られていたり、レンタルできる振袖も多くありますので、購入やレンタルなど、場面に合わせて着用されることをおすすめいたします。

振袖は若い女性の礼装

振袖は若い女性の礼装

振袖は未婚の若い女性の礼装にあたり、一般的には着用は20歳代までぐらいが適当といわれています。30歳代以上の女性になると、振袖ではなく、黒留袖や色留袖などの留袖の着物を着ることが多くなります。

テレビなどでは、女性芸能人が年齢や既婚に関係なく振袖を着ることもありますが、これは芸能の世界の興行上のことであり、一般の考えとは異なっています。

年齢に合わせて着用する着物の種類を変えるのは、洋服と同じで、自分のスタイルを変えていくことと同様と言えます。

振袖は袖の長さで名前が変わる

振袖は袖の長さで名前が変わる

振袖の袖丈とは、袖に腕を通して下へ垂直方向への長さをいいます。

振袖は袖丈の長さによって、「大振袖」「中振袖」「小振袖」の三種類に分けられます。現在では、「大振袖」「中振袖」をまとめて一般的に振袖と呼ぶことが多くなってきています。また、大振袖は結婚式、中振袖は成人式に用いられることが多い傾向にあります。

大振袖は「本振袖」とも呼ばれており、具体的な長さについては、それぞれ、大振袖が114cm程、中振袖が100cm程、小振袖が85cm程のものが多くあります。最近では、袖の一番短い小振袖は着られることはほとんどなくなってきていますが、格のある振袖であれば第一礼装として着ることもでき、大振袖や中振袖に劣らず格のある着物として着用することができます。

振袖の買取相場について

振袖の買取相場について

最近は着物を着る人自体が減る傾向にありますが、そんな中でも、職人によって作られた振袖には高級品と呼べるものが多く、また、振袖は一人ではあまり複数着持つことがないため、希少性も高いことから、着物買取の中でも高値の相場で取引されている着物といえます。

そういったことからも、きちんと保管をした状態のよい振袖であれば、着物買取の査定に出してみる価値は十分にあるといえます。

振袖を買取に出す業者は、リサイクルショップ、または、着物の買取専門業者などがあります。

リサイクルショップでも、着物や古物などの取り扱いがあるショップでしたら、査定をお願いすることも可能ですが、一般的には、着物に重点を置いたリサイクルショップは少ないため、着物の査定の基準が明確ではないリサイクルショップに依頼するよりも、着物の価値や査定ポイントがわかる着物の買取専門業者に査定を依頼する方がおすすめです。

また、着物の買取専門業者なら、鑑定士が無料で自宅まで査定に来てくれる出張査定などで、和服などの買取を相談することができるサービスがありますので利用してみる事をおすすめします。

高い査定額を付けてもらうためのお手入れや保管方法

高い査定額を付けてもらうためのお手入れや保管方法

振袖は着る機会の少ない着物ですので、保管方法がよくないと汚れが付きやすくなってしまいます。ここではそんな振袖のお手入れや保管方法について説明いたします。

振袖のお手入れの基本とは?

振袖に限らず、高級な着物のほとんどの生地は「絹」でできています。絹は天然素材ですので、虫が付きやすく、また湿気の多い日本ではカビなどによる汚れもつきやすいのです。このような問題を回避するためにも定期的な「虫干し」を行い、振袖などの着物を乾燥させることが、保管方法における重要なポイントとなります。

具体的な虫干しの方法としては、生地を裏返しにするなどして、衣桁(いこう)もしくは衣紋掛け(和装用ハンガー)に掛けて、風通しの良い屋内などの日陰で干します。一日干した後は、表面についたホコリなどを軽く落としてから畳んで仕舞うようにしましょう。仕舞う前に、撥水加工のスプレーなどをかけておくと、湿気だけではなくほこりなどの細かいゴミもつきにくくなります。

この虫干しは、年に1~2回行うのが理想的です。冬など乾燥した季節の晴れた日に行うと効果的でしょう。

振袖をクリーニングに出す際は?

もしお持ちの振袖にカビやシミなどの汚れが付いていたり、今後しばらく着用する予定がなければ、クリーニングに出すことをおすすめします。クリーニングとはいえ、一般的なクリーニング店では着物などの和服のクリーニングの取り扱いはほとんどないため、和装専門のクリーニング店に依頼したほうが良いでしょう。自宅近辺にそういったクリーニング店がない場合や、どこに依頼したらよいかわからない場合には、百貨店や呉服店などに問い合わせることで紹介してもらえます。

振袖などの着物のクリーニングは、一般的な洋服のクリーニング金額と比較すると高額になってしまいますが、着物の状態を保ち、長く着用するためにも利用することをおすすめします。

また、クリーニングから戻ってきた後の保管方法としては、和服専用のたとう紙で包んで桐のタンスや衣装ケースにしまいます。たとう紙は和紙でできているため、通気性がよく、カビの発生などを防ぐ役割があるのです。

振袖の保管方法のポイント

先述した通り、振袖の保管方法のポイントは「湿気」と「カビ」に注意することです。振袖をたとう紙に包んで桐ダンスにしまうのが一番理想的ですが、なかなかそうもいかないことも多いと思います。

高額な桐ダンスを用意することが難しい場合には、金属製の衣装ケースでも保管は可能ですし、もう少し安価なプラスティックケースを使用する場合には、湿気がこもりやすいので、定期的に換気を行うなどの対策を施せば問題ありません。いずれも、和服用の乾燥材や防虫剤を利用するのが良いでしょう。

正しい保管方法で管理を行えば、大切な振袖を良い状態で長く着ることができますので、保管方法に十分気を配ることが大切です。

まとめ:振袖の買取相場と高額査定を得るためのポイント

まとめ:振袖の買取相場と高額査定を得るためのポイント

振袖は若い未婚の女性のための礼装です。結婚式や卒業式で着られることが多い着物ですが、振袖は、それゆえ頻繁に着られる着物ではなく、タンスに仕舞ったままになりがちですので、カビなどによる汚れがつかないように注意が必要です。今回記載したお手入れや保管方法を参考にしていただき、なるべく良い状態を保って、着物買取で高額な査定額を得られるようにしましょう。