着物買取相場大島紬 大島紬の着物といえば着物買取において知名度の高い着物です。 『箪笥に大島紬が眠っているから手放したいけれど買取価格が気になる』とお考えの方もいらっしゃることでしょう。 着物を着る人が少なくなってしまった今、大島紬の価値はどのくらいなのだろうかとお悩みの方へ、今回は大島紬の買取相場や高く売るコツを紹介します。

『大島袖』ってどんな着物?

着物買取相場大島紬特徴 大島紬とは鹿児島県の奄美大島を産地とする織着物で、絹糸を手で紡ぎ泥染めと呼ばれる技法を用いて手織りで作られています。 実は大島紬を始めとした手織りの技法で織られた紬は日本各地に存在していますが、この大島紬はその中でも特に有名な紬として世界三大織物のひとつとして数えられています。 またその洗練された技法で作られた着物ゆえ、大島紬は「着物の女王」とも呼ばれ、着物愛好家だけでなく、多くの人から根強い人気を誇っています。

『大島袖』の買取相場は高い?その理由

着物買取相場大島紬高額買取 大島紬は、大きく分けて『織り』と『染め』に分類され、それぞれの工程を経て作られています。 作られる工程で大島紬は手織りか機械織りかで分類され、その後どのように染められるのか(泥染め、草木染め、化学染料など)を経て、さらに縦横絣で横絣などに細分化されています。 生産量が少ない大島紬は稀少性が高いことに加え技法や工程の違いにより、着物買取においての値段は大きく異なります。 そこで下記では、着物買取において買取相場が高い傾向にある大島紬の一例をご紹介します。

【買取相場の高い大島紬①】本場大島紬

着物買取相場大島紬本場大島紬 大島紬の中には「本場大島紬」と呼ばれるものがあり、これは大島紬の発祥である鹿児島県奄美大島産の大島紬が該当します。 鹿児島県で大島紬は生産されていますが、奄美大島産の大島紬のみを「本場」とし、本場の証として証紙に「本場大島紬」と記されています。 このようにして証紙などを頼りに本場大島紬であると判断された場合、更なる高額買取に期待ができるでしょう。

【買取相場の高い大島紬②】都喜ヱ門ブランド

着物買取相場大島紬都喜ヱ門 大島紬の有名ブランドといえば「都喜ヱ門」です。 本場大島紬の藤絹織物で藤都喜ヱ門氏が立ちあげたブランドで、都喜ヱ門氏は1999年1月にこの世を去りました。 彼の残した功績は今もなお都喜ヱ門ブランドとして色濃く残り、多くの人から根強い人気を博しています。 そのため都喜ヱ門ブランドの大島紬の中には、高額買取に期待ができるものも多数あるので、一度プロの査定員に見てもらうことをオススメします。

【買取相場の高い大島紬③】マルキ

着物買取相場大島紬マルキ 大島紬を語る上で欠かせないのが「マルキ」です。 マルキには、5マルキ・7マルキ・9マルキ・12マルキ・15マルキ等があり、これは紬を織る際に経糸1240本に対して絣糸の本数の単位となります。 ちなみに絣糸80本=1マルキなので5マルキは464本の絣糸が使われていることになります。 このマルキの価値が高い理由、それは絣糸の本数が多くなればなるたびに織る手間が増えるため、作るのもそれだけ困難になるのです。 そのためマルキの数字が大きいほど、大島紬としての価値は一般的に高いと言えます。

大島紬で高額買取を狙うなら『証紙』は忘れずに

着物買取相場大島紬証紙 大島紬をはじめ、伝統工芸品に該当する着物には総じて「証紙」と呼ばれるものがついています。 この証紙はいわゆる着物の価値を保証する証明書のようなもので、着物の価値により買取価格が変わる着物買取において査定時には必ずといってよい程この証紙が必要となります。 大島紬は一枚作り上げるのに膨大な手間と時間がかかるうえに、本場大島紬織物協同組合の定める厳しい基準にクリアしなければ、大島紬として認められません。 よって証紙は大島紬の価値を示す証拠となるだけでなく、その大島紬がどんな工程でつくられたのか(手織りか機械織りかなど)といった情報が全て網羅されているのです。

大島紬の買取は証紙がない場合どうなる?

大島紬は他の着物と違い、見た目はもちろん手触りなどでおおよその価値を見抜くことは可能です。 証紙がない場合の買取価格については、証紙ありの大島紬に比べると低くなってしまう傾向にあります。 冒頭で説明した通り証紙は大島紬の価値を示す証拠であるため、証紙がなければどんなに柄や織り方で判別できたとしても本物を証明する証拠とはなりにくく、買取価格の低下を招きますので証紙は紛失しないようしっかりと保管しておきましょう。

『大島紬』の買取相場と相場以上の買取価格を狙うために

着物買取相場大島紬買取相場 大島紬の買取相場は数千円から数万円、中には数十万円を超えるものもあり、買取価格の幅が広い着物となります。 そのため同じ大島紬であっても値段に幅が出てしまうので一概にはお伝えできません。 なぜこのように値段に幅があるのかといえば、大島紬の査定では「状態」「丈」「付加価値」の3つのポイントで買取価格が決まってくるからです。 以下ではそんな3つのポイントについて紹介していきます。

大島紬の『状態』

「状態」とは、着用感の度合いや汚れ・シワの程度です。 大島紬をはじめとした着物の多くは箪笥の中で長年眠ったままになっているものが多く該当するのではないでしょうか。 箪笥に中に眠っているから大丈夫、と思っていても、風通しの悪い場所ですと湿気が溜まりいつのまにか劣化してしまうというのはよくあるケースです。 大島紬は基本的に渋い色合いや暗めの色のものが多いのであまり汚れが目立ちにくいとされていますが、大島紬は泥染めを行っているため、湿気の多い場所では繊維の内部の泥にカビが生えるというケースも稀にあります。 普段からしっかりお手入れをしている大島紬とあまり手入れされていない大島紬とでは買取相場にも大きな開きが出るでしょう。 見た目は綺麗なのにいざ査定にだしたらカビが生えていたため値段がつかないと判断されることもあるので、自宅に大島紬を保管されている方は一度状態をチェックしてみましょう。

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大島紬の『丈』

「丈」ですが、これは着物のサイズを意味します。 買取された大島紬は着物を欲しがっている方へ販売されます。 この時にある程度の大きさですと需要も高いのですが、極端に小さいサイズですと大きなものに比べて需要は下がる傾向が見られます。 というのも近年では観光地での着物レンタルだけでなく、イベントやパーティーに赴く際にも着物レンタルをする方が増えています。 そうした様々な場面で着物レンタルの需要が増加しているため、サイズの調整ができる「丈」の大きな着物の買取が積極的に行われています。

大島紬の『付加価値』

「付加価値」とは、本場奄美大島で作られたもの、希少性の高い技法が使われているか(○○マルキ、染め方、刺繍の有無)、大島紬のブランド「都喜ヱ門」であるかなどが付加価値といえます。 また大島紬は各工程ごとに熟練の職人が分業しているため、他の着物のような作家物というのはありませんが、ごく稀に有名作家が監修した作品というのもあります。 そうした付加価値の付いた大島紬は、着物レンタルだけでなく着物コレクターからの需要も高く、買取価格は大きく跳ね上がります。

まとめ:大島紬の査定は着物のわかるプロに任せよう

着物買取相場大島紬査定 大島紬は長い歴史をもつ織着物で、価値の高い逸品と呼ばれるものほど、その正確な価値を見極めるのは難しいです。 着物の価値を見抜くことが難しい大島紬を、不要だからとそのまま処分してしまったら取り返しがつきませんよね。 そこで是非利用したいのが着物買取専門店です。 着物買取専門店では着物に特化した査定を行っているので、価値の不明な大島紬の価値をしっかり見抜いてくれますし、着物に関しての知見も深いので安心です。 査定することでその着物がどんな着物でどんな価値があるのかを教えてくれます。 大島紬の処分に困っている方はこの記事を参考にして、一度プロの査定員に見てもらうことをオススメします。



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