自宅を整理していたら普段着ていない着物が見つかった、ということもあるでしょう。もう着なくなったものは処分してしてしまうか売ってしまうかする人も多くいます。しかし、これまでの思い出も詰まった品を手放すのは惜しい気持ちもあるはずです。そのような方は教室でリメイクするという方法があります。

手芸初心者でも安心して取り組める

着物を自己流でリメイクするとなると、特に初心者の方は専門の本を購入して勉強することから始めなければなりません。たくさんの専門用語を理解して、必要な材料や道具の用意、そして慣れない作業と、本当に新しく蘇らせることができるのかと考えただけで不安を感じてしまいます。

作り変える作業の際には初心者には分かりにくかったり、難しいと感じる工程もあります。自分一人で作業をするとなると、分からないことがあって自分で本を読みながら解決するしかありません。ですが、教室であればすぐ近くに先生が待機してくれているので相談にのってもらえますから安心です。教室によっては一緒に手探りで作業を行う仲間がいることもあります。自分一人だけでなく一緒に頑張る仲間がいると思うとやる気も湧いてきます。

リメイクの際に、美しく仕上げるコツや生地の柄を生かす方法など、専門家だからこそ知っている、教えてもらえる技術を学ぶことができるのも魅力です。これは本を見ながら自分で作業するのでは味わえない楽しみの一つです。

着物教室では、生徒のレベルや作り変えたいと希望する小物によってコースが選べるところも多くあります。生徒の希望に応じて料金設定も様々に用意されていますから、必要以上に高い月謝を払うこともありません。また、家事や仕事で忙しい方にも通いやすいように好きな時間帯が選択できるようにしてくれている場合もあります。自分の希望や予定にあったコースを選ぶことができるでしょう。

自分の好きな小物や服に蘇らせることが可能 

使わなくなった生地を、どんなものに蘇らせようかと考えるのは楽しいものです。できれば自分が普段の生活でよく使う小物や衣類に作り変えたいものです。

例えば、小物であれば、手提げやショルダーといったバック、巾着袋、帽子などが人気です。衣服であればコートなどのはおり物、エプロンなどに変えることもできるでしょう。普段は和柄の小物を使う習慣がない人でも、リメイクをきっかけに普段の生活に和柄を取り入れていくのも面白いです。それでも和柄はハードルが高いと感じる人には、作り変える際に生地とは違った生地を取り入れたり、バックの持ち手に皮や木などの素材を使ってみてください。和柄の雰囲気が和らぎ変化が付くので使いやすくなります。このように様々なものに作り変えることのできる着物ですが、中にはリメイクした作品を、自分で使うのではなく大切な家族やご友人へのプレゼントにする方もいます。

思い出の詰まった着物で作られた作品を贈るなんて素敵ですね。用意する着物の大きさによっては一つではなく、何個も作品を作ることもできます。 着物と言っても、その大きさや色形、生地などが違ってきます。そのため作り変えたのはいいけれど、何だか生地の良さを活かしきれていないと感じることもあります。教室で指導してくれる先生はリメイクのプロですから、持参した生地の柄や生地を見て、一番適したリメイク方法を提案してくれます。せっかくの思い出の着物ですから、もっともよい形で蘇らせることができるといいですね。


必要な材料や道具を購入しなくても済む

自分で着物をリメイクしようと考えた場合、たくさんの道具と材料が必要になってきます。作る小物や衣服によって変わってきますが、針と糸、裁断ばさみといった基本的な裁縫セット、ミシンとミシン針や糸といった付属品は最低限必要です。材料についても裏地や生地の間に挟む芯、バックであれば持ち手やファスナーなどの部品も用意しなければなりません。それらを一から手芸店に行って探してくるのは大変なことですし、用意し忘れがあったときは作業を中断してもう一度買いに行かなければならないわずらわしさがあります。

しかし、着物教室であればミシンや裁縫道具などの必要な道具は用意されていることがほとんどですから安心です。裏地や芯といった材料も、あらかじめ作りたい小物を先生に伝えておけば教室側で用意してもらえます。着物教室の月謝を見て、着物をリメイクするだけなのに指導料を含めても金額が高すぎるのではないか、と感じる方もいます。しかし、必要な道具や材料を一から手探りで揃える労力や費用込みでと比べてみるとお得なことが多いのです。

また、着物を作り変える際には作るものに応じた型紙が必要になってきます。型紙は手芸の専門書を購入して自分でコピーして使うこともできますが、初心者には意外に複雑だったり、型紙を作っているうちに大きさがずれてきてしまったというトラブルもあります。着物教室ではこの型紙も用意してもらったりできるのも魅力です。 このように、着物教室では、リメイクに必要な材料や道具を購入しなくても済むという利点があるのです。

同じような境遇の方とも仲良くなれる

着物教室の指導の仕方は様々です。広い教室で複数の方が集まり一斉に指導を受けるパターン、2・3人の少人数でほぼマンツーマンで指導をうけるパターン等があります。いろいろな人と関わりながら楽しくリメイクをしていきたい人には前者、先生により丁寧に指導してもらいたいという人には後者が向いているでしょう。

どちらのパターンの指導にせよ、教室に通う生徒さんにとっては、使わなくなった着物を新しいものに蘇らせたいという気持ちは共通です。わからない部分を互いに教えあったり、リメイクした小物や服をどんな時に使いたいかなど同じ話題で盛りあがったりしているうちに、自然に友達になる可能性も高くなります。自分はちょっと人と話すことが苦手、という人でも、リメイクの作業で手を動かしながらであると話しやすい、というケースもあります。

着物は非常に繊細な生地ですので、リメイクするのも細かな工程もあります。自分一人で作業を進めていると飽きっぽい性格の人には辛いこともあるでしょう。ですが、同じ目標に向かって頑張る仲間がいれば心強いものです。一人ではつまらなく単調に感じてしまうような作業でも、仲間がいることで楽しいものに変わります。出来上がった作品を互いに見せ合って感想を述べ、喜びを分かち合うこともできます。

このように、着物教室はただ単に使わなくなった着物をリメイクすることだけが成果ではありません。着物のリメイクを通して新しい交友関係広がる楽しみがあります。

思い出の着物を鮮やかに蘇らせる着物教室が話題!まとめ

このように、思い出のたくさん詰まった着物を処分したり売ったりしてしまう前に、バックや服にリメイクしてもう一度別の姿で蘇らせることができるのです。

リメイクと聞くと、手芸にあまり馴染みのない方は難しく感じるかもしれません。しかし、着物教室を利用すれば、専門の先生に希望に応じてリメイクの手伝いを頼むことができます。手先が不器用な人も、器用で凝った作品に挑戦したい人も個々のレベルに合って指導してもらえます。自己流でリメイクをしようとすると、難しい道具や材料を一から用意しなければなりませんが、その手間が省ける事も魅力です。

また、着物教室に通うことで、新しい仲間にも出会えることがあります。自分と同じように着物をリメイクするという共通の話題があることでより気持ちが通じ合えます。 着なくなってしまった着物をお持ちの方は、ぜひ一度着物教室について調べてみるとよいでしょう。