手元にある着物を高くで売りたいけど、どのようにして売るのが一番お得なのか、買取に出したらどれくらいの金額になるのか知りたいと思っていませんか? この記事を読んでいただければ、付け下げがどんな着物なのか、買取相場はどれくらいなのか、付け下げを売るための3つの買取の方法など、高価買取のために必要なことを知ることができます。 付け下げ着物を売りたいと思った方はぜひ最後までご覧ください。

付け下げってどんな着物?

いま、手元に要らなくなった着物があるけど、どのようなシーンで着る着物なのか、どれくらい価値のある着物なのか分からないという人はいませんか? その着物の価値が分からなくては、どれくらいの価格で買取をしてもらえるのか適正な価格も分からないですよね。   この記事では付け下げってどんな着物なのか、高く売れるものなのか、どのような方法で売れば一番高く売れるのか、などについて解説します。  

付け下げとは

  付け下げとは前後とも柄や模様がすべて上向きに描かれている略式の礼服のことです。着物の格としては訪問着より下で華やかというよりは、控えめな印象を受ける着物です。   既婚・未婚ともに着用でき、かしこまりすぎないので入学式や卒業式、同窓会や観劇といったシーンで活躍します。   付け下げの定義は、柄が縫い目にかからず、パッと見た印象が控えめで小さめな柄と雰囲気であることです。 訪問着が仕立てられた状態で販売されていることに対して、付け下げは反物の状態で販売されていることがほとんどです。  

付け下げの歴史

  付け下げは訪問着や振袖、留袖といったような着物の格の1つです。一見すると訪問着に似ています。   太平洋戦争のころ、奢侈禁止令(しゃしきんしれい)のため、絵羽模様の訪問着を着ることが禁止されました。奢侈禁止令とは、贅沢を禁止して倹約を推奨・強制するための法令のことです。   戦時中は、華やかなことは贅沢で悪であるという風潮であったため、訪問着ほど派手ではなくそれでもおしゃれを楽しみたいという女性の願いが形になったのが付け下げです。   その後、付け下げは訪問着の代わりの社交用の着物として定着しました。   訪問着は大きく豪華な柄のものが多く、縫い目にかかった柄がずれないように丁寧に描かれています。   それにたいして付け下げは、反物の状態で色や柄を染めているので柄が縫い目にかかりません。下絵羽、仮絵羽などの工程がないので、値段も訪問着に比べるとお手頃な価格になっています。   しかし、いまは凝った華やかな模様の付け下げが作られるようになり、訪問着との違いが不明確になってきています。  

付け下げって売れるの?気になる買取相場

付け下げって売れるの?気になる買取相場 付け下げは元々の価格設定がお手頃なので、高額買取になるということはほとんどありません。買取の相場は、保存状態の悪くない通常の買取で2,000円程度かそれ以下になることがほとんどです。   しかし、作家着物のなかにも付け下げがあり、有名作家のものだと1万円以上の買取もありえます。  

付け下げってどこで売れる?3つの買取の方法

  もしお手元に着なくなった付け下げがあったらどのような方法で売りますか? 大きく分けるとネットとリサイクルショップ、着物専門の買取業者3つの買取方法がありますが、実はこの中でおすすめできるものは1つだけです。   一番高く、楽に売る方法をご紹介します。  

ネットオークション・フリマアプリ

  ネットオークションとは、ネットを使って競売にかけることを言います。気になった商品に自分の思った価格を提示し一番高い金額を提示した人が落札となります。フリマアプリはネット上のフリーマーケットで、写真で商品を確認し、出品者さんが提示した金額で購入します。値下げ交渉ができることもあります。 メリット
  • ・自分のタイミングで出品できる。
  • ・人に会わずに完結できる。
デメリット
  • ・自分にも着物の知識が必要。
  • ・システム手数料・送料がかかる。
  • ・出品するのに手間がかかる。(写真や商品説明、質問に対する対応など)
  • ・買取相手が着物に関する知識がない。
などです。   日用品などはフリマアプリでの売買はとても便利ですが、売る側も買う側も着物に関しての知識がない場合、やはりお勧めできません。  

リサイクルショップ

  リサイクルショップは一般の消費者から不要な商品を買取、販売する業者の事のことです。服や、食器、おもちゃや小型家電の取扱いが多いのが特徴です。   近くのリサイクルショップをのぞいたときに着物の取り扱いをしているリサイクルショップはどれくらいあるでしょうか。着物の買取が可能になっていたとしても、着物を買いに来る人も少ないでしょう。 リサイクルショップで着物を買取してもらうメリットは正直ほとんどありません。買取を担当している人も、着物を専門にしているわけではなく「着物一律500円」というようなマニュアルで管理されている場合がほとんどです。高価買取も期待できません。   ほかにも売りたいものがあって、そのついでに着物も売ってしまいたいという場合以外ではお勧めできません。  

着物買取の実績を持っている買取業者

  やはり一番安心で高額買取の期待ができるのが着物の専門的な知識を持った査定員がいる買取業者です。買取実績や経験がほかの2つとは全然違います。 メリット
  • ・着物専門の査定員が在籍している。
  • ・無料で着物の価値を査定してくれる。
  • ・宅配買取・訪問買取・店舗に持ち込み買取も可能。
  • ・出張料無料。
  • ・その場で現金買取が可能。
  • ・最短即日対応も可能。
  • ・女性査定員も在籍。
デメリット  
  • ・業者によって価格に差がある。
  • ・どこの業者に頼んだらいいのか分かりづらい。
                   

付け下げを売るなら着物の買取実績がある買取業者へ 高く売るためのポイントも知ろう

  買取業者に頼むデメリットにどこの買取業者を頼んだらいいのか分からないとありましたが、ポイントは着物の買取実績の数と口コミです。まずは、電話で無料相談やメールでの査定をお願いしてみるのもいいですね。   大切な着物を売る業者が決まったら、次は着物を高く売るためのポイントも一緒に整理しておきましょう。大切なのは証紙と保存状態です。  

有名作家の着物なら証紙も一緒に査定してもらう

  証紙とは伝統工芸組合が発行している着物の品質を証明しているものです。 着物の証紙には、産地の登録商標、織元の名前、伝統工芸マーク、織り方、原材料、染め方などが記載されています。証紙を見るとその着物の価値がどれくらいあるのか分かるようになっています。 証紙があれば、本物の証なのでそれだけ査定価格が高くなります。もし、なくなってしまった場合でも買取や査定は可能ですが、本物だと証明することが難しく、信用してもらない可能性もあります。   例えば、大島紬の着物を買取に出そうと検討している場合、証書があれば5万円で売れるものも証書がない場合は数千円のマイナス、大きいときには数万円のマイナスになってしまう可能性があります。 査定に出す前に証紙の有無は必ず確認しておきましょう。  

保管に十分注意する

  着物は保管の難しい商品です。気をつけて保管していても折りじわやシミなどができてしまう時があります。   着る予定のない着物は折りじわなどが付かないよう綺麗にたたんでから、たとう紙に包んで保管してください。通気性の高い吸湿性のあるたとう紙に包んでおくことで着物をカビや湿気から守ることができます。 着物を包んでおくたとう紙は数百円で購入することが可能ですので、年に1度以上交換するようにしましょう。   また、未使用の着物はしつけ糸を切らずに保管しておくことで新品未使用品だという証明になります。           

複数の業者で価格比較する

  複数の買取業者で価格を比較することに罪悪感を感じてしまう人もいますが、そんなことはありません。 買取業者によって、得意な分野や販売ルートなど様々です。保存状態が悪くて、シミになってしまった着物は価格がつかないという業者があれば、シミがあっても古くても買い取りますといった業者もあります。 会社によって違いがあるので何社か相見積もりを取って、納得のできる価格で買い取ってもらえるようにしましょう。   とにかく査定に納得できることが一番大切です。  

まとめ

  この記事では付け下げの高額買取は可能か、着物の買取情報について解説しました。 付け下げとは前後とも柄や模様がすべて上向きに描かれている略式の礼服で、格としては訪問着より下、控えめな印象を受ける着物です。   付け下げは、値段も手頃なので高価買取は難しいものの、有名作家の付け下げや、証紙があり保存状態も良い場合は買取額も期待できます。 納得のできる買取額で引き取ってもらうためには大切なことは、着物買取の実績が豊富な買取業者に依頼することです。無料で出張査定をしてくれる業者も多く、金額に納得ができないときには断っても問題はありません。お持ちの着物の価値を知るためにも有効です。 少しでも高い査定額を得るためには証紙も一緒に鑑定にだすこと、保存状態に気をつけること、複数の業者に査定をお願いすることです。   査定経験が豊富なスタッフがいる買取プレミアムにぜひお気軽にご相談ください。