切手シートの買取価格

切手は「シート」もしくは「バラ」の状態で販売されます。シートとは、4角がしっかり残り、1枚1枚個別で切り離されていない状態の切手を指します。

買取業者によっては、額面ベースでの査定であっても、買取価格が上昇することもありますし、プレミアの中国切手などの買取では、シートであることによって買取価格が跳ね上がることもあります。

今回は切手シートの買取について、買取価格や切手シートを高額で買い取ってもらうためのポイントをご紹介します。

今でも切手は需要あり!切手買取について

切手シートの買取価格

近年、メールやSNSなどネットでの連絡手段が手紙の役割と取って代わり、手紙を出すのに必要だった「切手」を使う機会も昔に比べると随分と減ってきました。

ご自宅に使い残した切手をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

不要な切手は、郵便局で所定の手数料を支払うことで、同額の切手やはがきと交換することができます。しかし「今後切手を使う機会もないし、できれば現金化したい」というのが本音かと思います。

そんなときには切手買取がおすすめです。個人ではあまり使う機会のない切手も、安く買えるので、法人からの中古切手の需要は大いのです。

切手の種類によっては高額買取も

切手シートの買取価格

写真は中国切手の一種「赤猿」。シートの状態なら数百万円の値が付くことも。


今でこそ切手収集は下火ですが、かつては人気のある趣味のひとつでした。

発行枚数や人気の高い切手は、額面を超える価格での買取が行われます。額面以上の価値を持つ切手はプレミア切手と呼ばれ、買取でも高値が付きます。

切手の種類は「普通切手」「記念切手」「特殊切手」「海外切手」に大別されますが、どの種類の切手にもプレミア切手は存在します。

例えば、文化大革命下の中国で発行された切手は、当時中国国内で切手の収集が禁止されていたという時代背景から、希少価値が高く驚くような超高額での買取となることもあります。

国内の切手でも、特殊切手の「見返り美人」や、普通切手の「竜切手」「桜切手」といった切手はコレクターも多く高額買取となる可能性があります。

切手はシートの状態で売るべし!切手シートの買取価格

切手シートの買取価格

切手を出来るだけ高く買い取ってもらうには、切手シートの状態で査定を受けることをおすすめします。

同じ額面の同じ種類の切手でも、シートなのか、もしくはバラ、台紙貼りなのかによって買取価格が異なることもあるのです。

個人では大量の切手が必要になる機会はありませんが、企業が切手を使用する場合、100枚単位で必要になったり、また管理する際にもシートの状態の方が、数え間違いを防げたり、清算が楽だったりと何かと重宝されるのです。

また古い切手の中でもプレミア切手など現存数が少ない切手は、シートの状態で揃っていること自体珍しく、希少価値が高まり一気に価格が跳ね上がることもあります。

額面ベースでの買取となる切手とプレミア切手、いずれにせよ買取に出す際には、切手シートの状態で買取してもらうことをおすすめします。

折り目はアウト?意外と厳しい切手シートとなる基準

切手シートの買取価格

冒頭で「切手シート」がどのような切手なのかを書きましたが、切手買取においてシートとして買い取ってもらえる基準は意外と厳しいようです。

「シートなのに買取価格が安い・・・」とならないように切手シートの基準、切手シートとしてみなされる条件をもう少し詳細に見ていきましょう。

四辺が残っているかどうか

切手シートには、フチに「耳紙(みみがみ)」と呼ばれる余白部分が付いています。この4辺にある耳紙のどれか一辺でも欠けているとシートとはみなされません。

また耳紙部分に、汚れや欠け、切れがある場合も、買取においては切手シートとして買い取ってもらえないので注意が必要です。

糊落ちしていないか

未使用切手の裏面には、糊が付いています。未使用切手にも関わらず糊が落ちてしまったものを「糊落ち」と呼びます。

買取業者にもよりますが、糊落ちだとシートではなくバラ切手として扱われることもあります。

シート部分の折り目ならセーフ?

こちらも買取業者の査定基準によりますが、シート部分に折り目があっても、シート切手として買取してくれる業者がほとんどです。



なお切手買取業者によってシート切手の条件は異なってきますので、利用する際にはあらかじめ電話などで相談しておくといいかもしれません。

切手買取で損をしないために ~高額買取のポイント~

切手シートの買取価格

どうせ売るなら、できるだけ高く買い取ってもらいたいと思うのは普通のことです。そこで次に切手買取の利用前に知っておきたい高額買取のポイントをご紹介します。

切手の「状態」も査定ポイントになる

切手の「状態」は買取価格を算出するうえでは重要なチェックポイントです。今回のテーマである「シート」の状態であることで、買取業者によっては一枚当たりの買取レートを高く設定して査定してくれることもあります。

また、切手の状態をチェックする際には、シートかバラかということ以外にも、

・消印が付いていないか ・ヒンジ跡がないか ・裏ノリはとれていないか

なども確認されます。

これは普通切手であれば価格にはほぼ影響ありませんが、プレミア切手など高額切手の買取では、おおよそチェックされるポイントになりますので、それぞれもう少し詳しくみていきましょう。

消印の有無

これは単純で、すでに郵便に使用された印鑑跡が付いているかどうかです。

当然ですが、一度使用した切手は今後使うことができないので「切手の価値はなくなる」でしょう。

ところが一部、古切手でプレミアが付くものには、消印の種類や日付によっては例外で未使用のものよりさらに価値が高まることもあります。

ヒンジ跡の有無

現在、切手アルバムやストックブックは保管場所がポケット状になっていますが、昔はアルバムに直接、貼り付けるのが一般的でした。

その際に裏ノリを溶かして貼ると剥がすことができなくなってしまうため、ヒンジを使用して貼り付けていました。

ヒンジを剥がすときには跡ができてしまい、状態の劣化とみなされてしまうため、価値の低下を招くことがあるのです。

裏ノリは取れていないか

実際のところそこまで買取価格に影響はありませんが、切手買取業者によっては買取価格が変動します。

ご存知の通り切手の裏面には薄いノリがついていますが、保管状況が悪いと、裏ノリは取れてしまいます。裏ノリも切手の一部ですので、価値の低下につながることがあるのです。



郵便切手としての価値で買取が行われる(額面ベース)での買取の場合、そこまで状態は気にする必要はありませんが、一部のプレミア切手は状態によってコレクターからの需要が全く異なってきます。

保管状況や状態には極力注意を払って取り扱うのが望ましいでしょう。

高額買取されやすい切手の種類

現在では下火となった切手の収集ですが、「趣味の王道」と呼ばれていた時代があったほどの人気ぶりでした。

古い切手や中国切手など、発行枚数や市場での現存数が少ない切手は、プレミア切手として今でも多くのコレクターを魅了しています。

切手買取の前には価値を把握しておくのもいいでしょう。また見たこともない、価値も分からないような切手をお持ちであれば、一度無料査定などで価値を把握してみてもいいかもしれません。

信頼できる切手買取業者の選定

切手買取では信頼できる業者を見つけるのも重要です。切手の買取では買取レートが設定されていることが多く、買取業者によってレートは異なります。量が多くなればなるほど、損をしてしまうかもしれません。

また切手の査定、特に古い切手の査定では、専門知識や市場での相場観に精通した査定員でないと価値を判別してもらえないこともあります。

正確な価値を判別してもらうことで高額買取を狙っていきましょう。

おわりに

今回はシートの切手の買取に関してご説明しましたがいかがでしたでしょうか?

もし買取に出す予定の切手がシートの状態であれば、決して切り離さないようにしましょう。

額面ベースでの買取となる場合も、プレミア切手であったとしても、シートの状態の方が査定の際にはプラスに働くでしょう。