額面が上昇すると購入する時にお金が掛かる

切手にはそれぞれ額面と呼ばれている値段が記載してあります。 額面は郵便料金として利用する事が出来る金額で、現代の葉書の場合には52円、封書の場合では82円の額面分の切手を購入する事で湯便物を相手先に送って貰う事が出来ます。
ブームが起きた時代の切手は、額面が5円や10円などが主流であり、時代と伴に郵便料金の値上げが起きたため、額面も徐々に上昇しており、現代のような額面になりました。 コレクターの中には小学生などのお子さんもいるので、額面が高くなると切手を買う事が出来る金額も限られて来ます。 ちなみに、ブームが起きた時代のお小遣いが1,000円だとした場合、毎月お小遣いの半分を使って収集に使えば、500円分の切手を買う事が出来ます。 額面が5円や10円ならば、500円のお小遣いを使って発行が行われるものを郵便局で買う事が出来ます。 しかし、額面が52円や82円などの金額になると、500円などのお小遣いで買う事が出来る枚数は少なくなるわけです。
コレクターが減少している理由の一つとして、額面が高くなったので買う事が出来る枚数が減ってしまったことなどがあげられます。 コレクターの中にはバラ品ではなくシート単位で収集している人もいるので、毎回シートで購入する場合には、額面が高くなっている分、買う事が出来る枚数が限られてしまうなどの集める魅力が失われてしまいます。

過去に発行が行われたものは入手が難しい

現在でもコレクションを続けている人は少なくありませんが、ブームの時代と比較をした場合、コレクターは減少しています。 減少した理由の一つに、古い時代に発行が行われた切手は高価なものが多くなっている、欲しいものが入手困難になっているなどがあげられます。
明治から大正、そして昭和の初期にかけて発行が行われたものはプレミアが付いているものが多くあります。 プレミアが付く条件の一つとして、現存数が少ないなどがありますが、市場の中に現存している数自体が少なくなっているため、入手困難なものもあります。
これから発行が行われるものは郵便局に出向けば買う事が出来る、しかし古い時代に発行が行われたものは専門店に行かないと入手が出来ない、しかも欲しいものが手に入らないのでは集める魅力も失われてしまいます。 特に、シリーズ化されているものなどは、昭和の半ば頃から発行が続いているものもあり、こうした切手を集める魅力を感じている人にとって入手が出来ないものがあれば、魅力は薄れてしまいます。
市場に大量に残っているものなどの場合は、既に持っているものが多くあるので、古いものと新しいものを集めたいと考える人が多く、古い時代のものは入手が難しいものがある、新しい時代のものは次々と発行が行われる上、額面も高くなっているので魅力を感じなくなっている人も少なくありません。


発行が行われるタイミングが短くなっている

現代には色々な趣味を持つ人が大勢います。 ブームが起きた時代の趣味と言えば切手収集と答える人が多い中、今では切手収集以外の趣味を持つ人も多くなっています。 これは趣味の多様化が行われているものであり、コレクターが減少した理由の一つとも言えましょう。 趣味が多くなる事で、お金の使い道は様々な事で利用するようになる、切手を買うよりも他の趣味を楽しみたいと考える人が多くなるわけです。
日本切手は郵便局のホームページを利用すれば、これから発行予定になっている切手の情報を集める事が出来るのですが、発行予定になっているリストを見ると、頻繁に新しい切手が発行される事が分かります。 次から次へと新しいものが発行される、これは収集する上での魅力であると同時に、お金が掛かる趣味であるなど、趣味を多く持つ人にとっては収集をセーブしなければならない要因の一つにもなります。
現在でもコレクションを続けている人の中には、自分が決めたシリーズものだけを集めている人も少なくありません。 例えば、国際文通趣味週間や切手趣味週間は古い時代から発行が続けられているもので、現在でも1年に1度の割合で新しいものが登場しています。 特殊切手などの場合は、特定ジャンルをモチーフにしたシリーズ化が行われているもので、コレクションをしている人の中にはこうした集め方をしている人もいます。

切手の市場価値の低迷によるコレクターの減少

切手を収集するコレクターが減少した理由の中には、収集する事への意欲がなくなったなどがあげられますが、意欲を失った理由には、価値が低迷し始めた、価値が下がる事で集めていても意味がないなどと感じるようになった事などがあります。 さらに、価値が低迷した理由には、次々と新しい切手の発行が行われているため、金銭的な余裕がなくなり、集める人が少なくなったなどがあります。 元々、切手は額面を超える価値を持つコレクションとして多くのコレクターから注目を集めていましたが、集める人が減少してくると、価値自体が下がる、額面を下回る金額でしか売れなくなるなどの悪循環が始まるようになります。
現代の様に趣味が多様化した事で、切手収集以外の趣味にお金を掛けたい人が多くなった事も価値が低迷し始めた理由であり、これに伴いコレクターの数が減少しているのです。