最近使う機会が減ってきたため、引き出しの奥にしまったままになっている切手があれば、思い切って買取りに出してみましょう。

古い切手などにはプレミアム価値の付いたものも少なくないため、思いがけない高額で買取ってもらえることも多いのです。 もちろん比較的新しいタイプのものでも額面に合わせて、適切な価格で買い取ってもらえますので、そのまま処分してしまうのは非常にもったいないことです。

切手というのは、小さいながらもデザイン性に優れており、その当時の出来事などが記されたものも多いため歴史的な背景を知ることも出来るものでもあるのです。 美術品としての価値も高く、鑑賞目的で切手のコレクションをしている方々も多く、国内だけに限らず、海外からも珍しいものを探し求めて来日する方もいらっしゃいます。

ブームの際にたくさん集めていたけれど思い切って処分したいという方や、メールを使う機会が増えたので買い溜めておいた切手を使わなくなったという方は、まず専門の買取業者に相談の上、査定をしてもらいましょう。 切手の種類や保存状態、また業者によってもやや差が生じますが、基本的には額面を基準とした値段で買取ってもらえますのでおすすめです。

普通切手はどれ位の値段で買取られるの?

普通切手というのは、郵便局やコンビニなどで購入することが出来るタイプのもので、郵便料金の納付の印として使われるものです。

発行枚数もそれなりに多いため、特に戦後に作成されたものは希少価値もそれほど高くありません。 希少価値がないものは買取ってもらえないのではないかと思われがちですが、そういうわけではありません。 もちろん、普通切手も問題なく買取ってもらえます。

大体の目安としては額面のおよそ50~80%ほどの値段が一般的です。 もちろん、バラのものよりはシート状になっているものの方がやや高額で買取ってもらえます。 買取業者によってはバラのままだと買取ってもらえない場合もありますので、事前にバラでも買取ってもらえるかどうか問い合わせておくことをおすすめします。 また、同じ普通切手でも戦前に発行されたものになるとかなり値段が上がってきます。

特に明治頃に作られたものは今のような印刷で作られたのではなく、手彫りで制作されたものだったため発行枚数もそれほど多くなく、希少価値も非常に高いのです。 あまり保存状態のいいものでなくても買取ってもらえることもありますので、まずは査定に出してみることをおすすめします。

記念切手の値段はどれ位?

国内の大きなイベントの際に、その記念として発行されるものに記念切手があります。

日本で一番最初に作られたのは、明治天皇銀婚を記念して発行されたものでした。 発行枚数はもちろんのこと、発売される期間にも限りがありますので、その当時でしか手にはいらないのが特徴です。 中には使用できる期間にも制限があるものもあります。 近年は毎年数種類の記念切手が発行されていますが、戦前は数年に一度しか発行されなかった上に、種類も少なかったので、それだけ希少価値があります。

もちろんこちらもバラ状態より、シート状になっているものの方が高く買取ってもらえます。 そう聞くと、普通切手に比べてかなり価値があるのではないかと思われがちですが、一概にそうだとは言い切れない部分もあります。 日本では1970年代?1980年代にかけて切手収集ブームが起きたため、その当時には記念切手でも3000万枚?5000万枚とかなりの枚数が発行されているのです。

その為今もなお市場にかなりの量が出回っている状態ですので、場合によっては普通切手以下の値段で買い取られることもあります。 戦後に作成されたものならば額面の60?80%ほどが大体の買取相場となります。


プレミアム価値の付いたものとは?

高額で買取ってもらえるものといえば、プレミアム価値の付いたものを思い浮かべる方も少なくないでしょう。

ではどんなものにプレミアがついているのでしょうか。 有名なものでは明治時代に発行された「見返り美人」「月に雁」などがあります。 たとえバラ状態だったとしても一枚数千円の価値があるとされています。

また、中国で発行された「赤猿」や「オオパンダ」なども非常に希少価値が高く、特に「赤猿」にいたっては一枚で数万円?十数万円で買取られる場合もあります。 古くて発行枚数が少ないものだけがプレミア価値が付くわけではありません。 本来の色とは違う色に担っているもの、デザインがずれているといった印刷ミスのものや、糊が全くついていないもの、もしくは表面についてしまっているもの、さらに切り取り線がずれているものや全くついていないものといった、いわゆるエラー切手も人気があります。

こういったエラーアイテムを中心にコレクションをしている方も多いため、オークションサイトなどで高額で売買されていることもあります。 また製造番号がゾロ目になっているものなども高く買取ってもらえることがありますので、是非チェックしてみましょう。

バラでも高く買取ってもらうには

せっかく売るのであれば出来るだけ高く買取ってもらいたいものです。

そのためには一工夫必要です。 まず査定手数料などを抑えるために、売る時には一度にまとめて査定に出すというのがポイントです。 そして、バラバラのものは台紙貼りにしておくとより高額で買取ってもらえることがあるのでおすすめです。

台紙貼りの方法は、まずA3の真っ白な紙を用意します。なければA4用紙を2枚テープで貼り合わせたものでも代用可能です。 店舗によってはB4サイズの用紙をしているところもありますので、あらかじめ確認しておきましょう。

この用紙に縦5枚、横10枚になるように同じ額面の切手を貼り付けていきます。 破れてしまうと価値がなくなってしまいますので、破れないように気をつけながらウラ面の糊に水をつけ、丁寧に貼りましょう。 古くて糊が弱っている場合は事務用の糊を使用しても構いません。

サイズがバラバラであったり、隙間が空いていても問題ありませんが、必ず用紙1枚につき50枚ずつになることを遵守しておくことが大切です。 こうして台紙貼りにしておくことによって、バラでは買取ってもらえなかった店舗でも買取ってもらえるようになることもあるのでおすすめです。

切手はどれ位の値段で買取ってもらえるの?まとめ

買取業者に買取って貰う方法とは別に、オークションサイトに出品するという方法もあります。

多くの場合、会員登録をすれば誰でも簡単に利用することが出来ます。 オークションサイトに出品する場合、必ずメリットとデメリットを把握しておく必要があります。 まずメリットとしては買取業者よりもかなりの高額で買取ってもらえる場合があるということです。

切手コレクターの方々が常日頃から目を光らせているものですので、特に人気のキャラクターがデザインされた記念切手や、プレミアム価値の付いたものほど落札価格も上がっていきます。

しかし、必ずしも確実に売れる保証がないというデメリットもあります。 特に普通切手やバラ切手はなかなか入札者が増えにくいのが現実です。 オークションサイトによっては出品手数料を支払わなければならないところもあり、かえって損をしてしまう場合もありますので、オークションを利用する場合には、どちらがよりお得なのかしっかりと見極めて出品するようにしましょう。

オークションサイトの利用の際には個人的なやり取りになることもあり、思わぬトラブルを招いてしまうこともあります。 必ず利用規約を熟読の上、しっかり守るようにしましょう。