切手買取を利用すれば、自ら収集していたものや、遺品整理をしている時に見つけたコレクション品を現金化する事が可能になります。 一般的に、バラ品よりもシート単位の方が高額、バラ品の場合も四隅の目打ちがきれいなものなどは高額な値段で買取して貰えます。 買取して貰えるお店には、切手商と呼ばれている専門店、色々なジャンルの商品の査定を行っているお店、質屋やチケットショップなどがあり不要になったものを買取して貰う事が出来ます。
しかし、希少価値を持つもの、シートもしくはバラ品など、売りたいコレクション品の特徴などに応じて高額な場合と、安値で叩かれてしまうケースがあります。 さらに、普通切手のシートのみを対象にしているお店もあるので、コレクション品の特徴にマッチしたお店を選ぶ事が高額な値段で買取して貰う事が出来るようになります。

シートや小型シートは切り離さずそのままで

一般的に切手はバラ品よりもシートもしくは小型シートの方が高額な値段で買取して貰う事が出来ます。 シートには同じ種類の切手が10枚や20枚収められているもの、複数の図案切手がある場合は、同じ枚数が1シートに収められているものなどになります。
例えば、5種類の図案が連刷りされている場合には、それぞれが4枚ずつ1シートに収められている、そして5種類が繋がっている方が、バラバラになっているよりも高額な値段で査定を受ける事が出来ます。
小型シートは、収められているものが1枚~5枚程度のもので、すべてが同一の図案の場合と同時に発行が行われた数種類が1枚ずつシートの中に収められているものなどになります。
ちなみに、1934年4月20日発行の逓信記念日には航空切手の4種類が1つの小型シートに収められているもので、収集家の間でも人気が高い見返り美人は、金沢・高岡逓信展の小型シートに1枚の見返り美人が収められています。
1949年5月5日発行の犬山こども博の小型シートは子供の笑顔切手が10枚収められており、1961年10月より6回に分けて発行が行われた東京オリンピック募金の小型シートは、第一次から第六次までの6種類があり、それぞれ異なる図案のものが3枚から4枚収められているなど、小型シートには色々な種類があり、中には表紙が付いているものもあります。

台紙貼りは郵便局への代金支払いに使用

比較的新しい時代に発行が行われた記念切手などの場合、買取して貰う時には額面を下回るケースが多くあります。
専門店などの場合は、市場の中にこうした切手が多数あるので、買取価格が極端に下がってしまうケースや買取を断られてしまうなど、売る事が出来ないケースもありますので注意してください。もしもご自宅にバラや使いかけの切手を見つけたなどの場合はまず買取業者に相談した上で、その買取業者が切手の台紙貼りに対応しているのかどうかを必ずチェックしてみましょう。
台紙貼りはチケットショップや金券ショップなどのお店が買取方法の一つとして利用しているもので、売却が行われた台紙貼り切手は、郵便局への代金支払いで使用する事が出来るようになります。
しかも、チケットショップや金券ショップで販売している商品は割引が適用してあるので、企業が多数の郵便物を発送する時などに使えば、企業の中での経費節減などに役立つ、そしてバラ品を処分したい人にとっても魅力的な方法と言えましょう。


連刷りは形も重要なポイント

切手の中には1シートにすべて同じものが20枚収められているものと、同時に発行が行われた数種類が収められているものがあります。 中には5枚で1組になるなどの連刷りと呼ぶ特殊なものもあります。
例えば、1975年4月21日発行の松浦屏風は20円の額面のものが2枚連刷りになっているもので、そのままの状態であれば価値を持ちますが、切り離してしまうと価値が下がってしまいます。 さらに、1978年7月1日より発行が開始になった相撲絵シリーズ、1990年6月20日より発行が開始になった馬と文化シリーズなども連刷りになっているもので、特に馬と文化シリーズの第一集は5枚の図案が繋がった状態で印刷が行われているため、5枚で1つの図案になっているなどの特徴を持ちます。 ちなみに、切手シリーズの一つに国体シリーズがあります。
国体シリーズも連刷りの一つでもあるのですが、1947年10月25日発行の第二回国体、1948年10月29日発行の第三回国体、1949年10月30日発行の第四回国体、そして1950年10月28日発行の第五回国体の4種類は1シートに4種類の切手が4枚ずつ収められているもので、通称「田型」と呼ばれている連刷りの特徴を持つものです。
田型とは異なる図案が田の形を作っているもので、高額な値段で買取して貰えるなどの特徴があり、横一列のストリップよりも田型の方が高額になります。

透かしの形や版の種類について

古い時代の切手の中には偽造を防止する目的で透かしが入っているものがあります。
透かしは昭和の時代に採用が行われていた特殊技術で、切手を光に向けて見た時に、縦縞や縦線などの模様を見る事が出来ます。 偽造防止のために取り入れられたものであり、同じ図案の切手で透かしが入っていないものは偽物などの判断材料にもなります。 尚、透かしがきれいな状態などの場合は高額な値段で買取して貰えるチャンスがありますが、古い時代に発行が行われているものでもあり、日焼けや色褪せ、裏面の糊が剥がれているなど、保管状態に応じて査定額も変わります。 しかしながら、保管状態が良いものなどは高額な価格での買取になるケースが多くあるのです。
昔の印刷技術は現代のように発達していなかったため、幾つかの版が存在しているなどの特徴を持ちます。 版の種類に応じて買取価格も変わるのが特徴で、日本最古の手掘り切手には幾つかの版がある、版の種類に応じて希少価値も変わるのが特徴です。
但し、手掘り切手自体、1871年から1872年頃に発行が行われたものであり、現存している数自体が極端に少なく、高額な値段で取引が行われるプレミア切手の一つです。 ちなみに、文化人シリーズの一つでもある野口英世の肖像画が描かれている切手にも2種類の版が存在しており、どちらも高額な値段で取引が行われますが、第二種版と呼ばれているものは、高額になるケースが多いのです。

切手の高額査定のポイントは“保管状態”

シート単位の方がバラ品よりも高くなるなども高額な値段で買取して貰えるポイントになりますが、切手の買取を利用した時に高額になる条件とは、切手の保管状態が基本になります。
特に、バラ品の場合は四隅に目打ちと呼ぶギザギザの模様が付いていますが、目打ちがきれいなものが価値を持つものとして考えられており、ストックブックに切手を入れる時などは、ポケットを少し広げた状態で切手を入れるなどの工夫が大切です。
古い時代に発行が行われたものは、長い歳月の中で保存が行われている野で、色が褪せてしまう事もありますし、保管状態が悪いと日焼けや糊が剥がれてしまうなどのダメージを与えてしまう事もあります。 切手を取り扱う時にはピンセットを使って丁寧に取り扱う事が大切ですし、大切に取り扱う事で切手の買取を利用した時には高額な値段で買取して貰えるチャンスもあります。