昔の趣味で切手を収集していたものの、思い切って処分したいとお考えの方は、是非捨てずに買取りに出してみましょう。コレクションしていたものの中には思いがけない高値がつくものがあるかもしれませんし、それらの価値を知りたいという方にもおすすめです。

数十年前に比べるとやや下火になってきたとは言え、それでもまだまだ切手のコレクションをしている方は国内外にたくさんいらっしゃいます。特に古いものや希少価値の高いものは人気が高く、高額で売買されています。自宅のコレクションの中に非常に価値のあるものが眠っている可能性もありますので、一度査定に出してみることをお勧めします。

切手の買取を行っている店舗は非常に数多く存在しますが、使用済みのものやバラ状態のものは買い取ってくれないというところもありますので、あらかじめ確認しておきましょう。

切手を買い取ってくれる店舗とは?

いざ切手を売ろうとした際、どこに持って行けばいいのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。まず非常に一般的な方法としては郵便局が挙げられます。郵便局では現金買取は行っていませんが、切手の交換をすることが可能です。旧額面の切手に端数切手をもう一枚貼るのが気になるという方は、古いものを持っていけば金額に応じた新額面の切手に交換してもらえるのです。

ただし、この場合手数料が発生しますので注意が必要です。また、金券ショップなどでも切手の買取を行っているところが多いものです。比較的地方にも店舗数が多いので、利用した経験がある方も多いことでしょう。手軽に利用できる反面、専門知識のある方が査定するとは限らないため、本来価値がある切手でも機械的な値になってしまうこともあります。

あまりにも枚数が多くて査定に時間がかかりそうな場合には、事前に店舗に問い合わせておくといいでしょう。最もおすすめなのは切手の買取を専門に行っている店舗に持っていくことです。専門知識のある方が多いので、正当な金額で買取ってもらうことが出来ます。使用済みのものや糊が殆ど残っていない古いもの、外国のものなども買取り可能な店舗も多いのが特徴です。中には実店舗ではなくインターネットサイトで査定・買取を行っている所も多く、自宅にいながら手軽に買取依頼を行うことが出来るので非常に便利です。

ある程度の相場を調べておこう

切手の買取を依頼する前には、ご自分でもある程度の相場を知っておくようにしましょう。基本的に同じデザインのものでもバラ状態のものよりは、シート状になっているものの方が高額になります。シート状のものは、周囲の余白も価値を左右する部分ですので切り取らないようにしましょう。

店舗によって若干違いはありますが、額面の60~80%ほどの値段が一般的です。いわゆるプレミア切手になれば90%以上の値がつくことがあります。バラ状態のものは、額面の50~80%ほどの値段が一般的ですが、最初の額面次第では50%以下の値段にしかならないこともあります。

あまりにも保存状態が悪いものや、破れているもの、裏面の糊が弱くなっているものなどは買取不可になることもあるので、持ち込む際には折れ曲がったり水に濡れたりしないように工夫するようにしましょう。使用済みのものは買い取ってもらえないのではと思われがちですが、意外にも使用済みのものでも買取可能な店舗は多いものです。

コレクターの中には消印がついているものこそ価値があると考えていらっしゃる方も多く、人気の郵便局のものや消印の円がきれいなもの、日にちが印象的なものなどは、切手自身の価値以上の値がつくこともあるのです。査定を無料で行っている店舗もありますので、まずは手軽に査定に出していくようにしましょう。


高値がつくものとはどんなもの?

基本的に切手の買取は額面以下の値段になることがほとんどなのですが、中には数千円や数万円以上の値段がつくものもあります。

日本で初めて発行されたのは明治時代のことで、この頃のものは竜文切手と言われ、今のような印刷物ではなく、手彫り・手刷りで作られていました。切り取り線もなく、手刷りならではのズレやかすれが生じるケースも少なくありませんでした。 発行枚数も少なかったので、非常に希少価値が高く、買取価格も高額になります。

最近は比較的頻繁に発行されるようになった記念切手も、戦前のものは本当に国の一大イベントの際にしか発行されておらず、こちらも発行枚数が制限されていたため高額で売買されることが多いアイテムです。またエラー切手も非常に人気があります。例えば印刷ミスにより本来とは違う色になっていたり、かすれが生じてしまっているもの、切り取り線の位置がずれていたり、全くない無目打ちといわれるもの、糊が表裏逆についてしまっているもの、もしくは全く糊がついていないものなどがこれにあたります。

印刷技術の向上によって、エラーが生じること自体が非常に少なくなってきているため、近年発行されたものほど高額になる傾向があります。エラー商品である証明として、正規デザインのものとセットで保管している方もいらっしゃいます。 切手には興味がなくてもエラーアイテムを収集しているという方も多いので、見逃せない高額アイテムと言えるでしょう。

より高く買い取ってもらうためには

切手を売る場合、身分証明証が必要になります。店舗に直接持ち込む場合はもちろんのこと、出張・宅配買い取りの場合でも同様に必要になりますので、免許証や保険証などのコピーを用意しておくようにしましょう。

また、せっかく売るのであれば出来るだけ高額で買い取ってもらいたいものです。そのために出来る工夫が台紙貼りという方法です。バラ状態のものがたくさん手元にある場合には台紙貼りをしておいた方が買取価格がアップするのです。まず、無地の白いA3用紙を用意します。なければA4用紙を二枚裏面で貼り合わせたものでも構いません。

これに同じ額面のものを横10列、縦5列に並べて重ならないように注意しながら貼っていきます。額面が同じでさえあればデザインやサイズが異なるものを組み合わせても大丈夫です。隙間が空いていても問題ありませんが、破れてしまうと価値がなくなってしまうので注意が必要です。

A3一枚に付き、同じ額面の切手50枚というのが基本です。普通の使用法と同じく、裏の糊にスポンジなどで丁寧に水をつけて、剥がれないようにしっかりと貼り付けていきます。糊が弱くなっている場合には事務用の糊を使用して貼っても構いません。台紙貼りにしておくことで、業者の方々の手間を省くことに繋がり、その分コストを下げられる分買取額が高くなるのです。50枚以上同じ額面のものがある場合には、是非試してみましょう。

店舗で切手の買取をしてもらう前にやっておきたいことまとめ

店舗に持ち込む以外の方法にはオークションサイトの利用が挙げられます。インターネットの普及に伴い、利用者数もどんどん増えてきていますし、手軽に出品することが出来るため非常に便利なものです。売りたい方と買いたい方同士が直でやり取り出来る分、店舗買取よりも高額になることも少なくありません。

ただし、オークションサイトの場合は入札者がいなければ当然買取が成立しませんので、すぐに現金に変えたいという方には不向きです。サイト登録や出品の際に各種手数料が生じることもありますので、場合によっては損してしまうこともあります。

ある程度の相場を知っておかなければ買い叩かれてしまうケースあり、大損してしまう可能性もあるので注意が必要です。 オークションサイトに出品する場合には、相場を基準に最低落札価格を定めておくことをお勧めします。