銅貨はコレクション素材として大変人気があります。ここでは銅貨の特徴と歴史を紹介してその人気の秘密に迫ります。

銅貨の特徴

銅貨の特徴は文字通り銅を含んでいます。ただし、純粋な銅は柔らかく扱いにくい特徴を持つため銅貨のほとんどは銅を含む合金となっています。外見が銅色をした銅貨は青銅であることが多く、銅とスズの合金となっています。また、その他にも亜鉛との合金の黄銅、ニッケルとの合金の白銅など、それぞれ黄色、白色をした銅合金もあります。銅の色からは少し離れた硬貨も広義では銅貨ということになり、外見の特徴だけでは判断できないのが難しいところです。銅自身の生産量は金や銀に比べれば圧倒的に多いため、流通量もそれに比例して多いです。

銅貨の歴史

銅貨の歴史は銅の精錬技術の歴史と深くかかわっています。地殻での銅の含有量が多く精錬しやすいという点から、銅貨の歴史も古くからあります。中国では紀元前770年から始まる春秋時代に青銅製の銅貨が出回っていました。ただし形は必ずしも円形の特徴を持っていたとは限らず、鍬や刀の形をしたものも含まれています。日本で最も有名な銅貨は「和同開珎」です。円形に四角い穴が開いている形が特徴的で、西暦708年の和銅元年に発行されています。日本において広範囲に流通しました。

コレクションとしての銅貨

銅貨は現在でも使われています。また実用貨幣としての他に、コレクションの対象として取引されているのも銅貨の特徴です。年代が経って歴史的価値がある、発行量が少なく希少価値が高いなどの特徴を持った銅貨がコレクションの対象となります。例えば、明治維新から昭和20年の第二次世界大戦終了までの銅貨は額面に相当する貴金属を含む本位貨幣で、意匠や細工も優れいていることから、コレクションの対象とする方も多く存在します。